トップページへ どっこん水について どっこん水のふるさと 通信販売について

どっこん水の水源の湿地帯

■ どっこん水の湧水地帯の生態系 ■


胎内川が形成した扇状地の胎内市(旧中条町)地本地区には、その伏流水を水源とする湿地帯が残されています。この地帯にはたくさんの湧水口があり、絶えず水が湧き出して湿地帯を潤しています。
そこにはハンノキ・ヨシ・ミズバショウといった代表的な湿地植物と、イバラトミヨ・ホトケドジョウ・トビゲラなど低水温に適応した水生動物が住んでいます。
今ではめっきりみかけなくなってしまった動植物が、この湿地帯ではどっこん水に支えられて生態系を守って生きているのです。
   ■ きれいな水に棲む生き物 〜 イバラトミヨ
きれいで冷たい水にしか住めない小さな魚、イバラトミヨ。全国的にも生息地がめっきり減ってしまいました。どっこん水の里ではまだたくさん生活しているのが見られます。きれいな水とこの小さな命をいつまでも守っていきたいですね。
イバラトミヨは全長5cmほどの冷水性淡水魚。国内では新潟県が生息の北限です。
産卵期になるとオスは植物の繊維を粘液で固めてボール状の巣をつくり、「ジグザグダンス」と呼ばれる求愛行動でメスを誘います。とても子煩悩な魚で、稚魚が泳ぎだすまで子育てをします。
冷たい清流にしか住めないこの魚は近年めっきり数が減ってしまいましたが、胎内市(旧中条町)ではどっこん水にささえられてまだ多くの生息数が確認されています。
僕達のこと
いろいろ
知ってほしいな!
【イバラトミヨはどっこん水の里周辺では
「イシャジャ」と呼ばれて親しまれてきました】
   【イバラトミヨの一生を紹介します】
(6)自由生活
稚魚たちは、巣の回りで生活し田んぼや小川などから発生するプランクトンを食べて大きくなります。体調1〜2cmになると自由泳ぎ回って生活をし始めます。
(1)成魚
湧水を源とする小川などに生活し水生動物を主食として、フ化後6ヶ月で成魚になり、オスは翌春巣作りを始めます。
5)巣立ち
無事生まれた稚魚たちは、巣から離れて水草などに身をひそめて外敵から身を守ります。
この頃ほとんどの親は1年という短い一生を終えるのです。
(2)巣作り
産卵期に入るとオスは体全体が黒くなり体から分泌される粘液で水草の破片を固め、2〜4cm程度のまるい形の巣を2〜3日で作ってしまいます。
(4)巣を守る
オスは外敵から巣を守り、胸ビレで巣の中の卵に新鮮な水を送りこむ、とてもまめなお父さんです。卵は7〜10日でフ化します。
(3)産卵
4月〜6月頃オスはメスにジグザグダンスを躍って求愛します。そして巣に誘われて入ったメスの口を刺激し1回に30〜40粒の卵を産みます。
 
   ■どっこん水の湧水地帯に生息する植物■
胎内市(旧中条町)地本の湧水地帯は、湿地面積の約80%を占めるヨシの群落と約20%のハンノキの群落からなっています。ミズバショウはそれぞれの群落の一番下層に生育します。ミズバショウと生育期が一致するノウルシはミズバショウと同じ下層に生育しますが、より日当たりの良い場所を好むので、ミズバショウとはきちんとすみわけができています。自然ってうまくできていますね。

【みずばしょう】
北海道から本州中部の低山帯から亜高山帯にわたって広く分布します。
胎内市(旧中条町)地本は海抜8m、海岸からたった2kmの平地であるにもかかわらず、ミズバショウが群生していることで注目され、1963年に県の天然記念物に指定されました。
   
かつては新潟県北部の低湿地に広く生育していましたが、乾田化によって激減してしまった植物です。
この地域の特色と植生を代表する植物のひとつです。

【ノウルシ】
  
Copyright (C) NIHONKAI KINOTO Corporation. All Rights Reserved.